森絵都「カラフル」 の感想 (ネタバレ無)

読書
📚 ~見えている世界に色が射す~ 不動の感動名著

名作を読みたいなと思いながら、適当に調べていたところ目に止まった作品がこちら。

「カラフル」は表紙だけでも目にした方は多いかもしれません。
不朽の名作青春小説」と言われる有名な作品です。

昔読んだはずが忘れてしまったのでもう一度読むことにしました。
大人になった今読んでも、涙が止まりませんでした😢

情報

・作品名:カラフル

・著者:森絵都

・ページ数:216ページ

・ジャンル・内容:YA小説・絆

あらすじ

死んだはずの「ぼく」。しかし「ぼく」の魂は抽選にあたり、現世に戻るチャンスを与えられた。自殺を図った高校生、「真」の体を借りる形で「ぼく」は現世に戻ることとなる。
定められた期限内に、「ぼく」は本当の自分が犯した過去の罪を突き止めなければならない。

「真」を取り巻く人間関係にうんざりしたり、「真」がどんな人間だったのかに思いを馳せたりしているうちに、次第に「ぼく」は真実に近づいていく…

評価 (5段階評価)

面白度★★★★☆先が気になる!
感動度★★★★★涙無しには読めませんでした
読みやすさ★★★★★主人公(高校生)目線で書かれているので難しくない

※あくまで個人の感想です

こんな方におすすめ

・なんとなく人生に疲れてしまった方

・生きづらさを感じている方

・泣ける作品を探している方

・読書初心者の方

感想

読み終わった後、自分の人生の見方を少し前向きにできるような作品です。
老若男女問わず、何度でも読んでほしい作品。
読みながら、自分と照らし合わせてしまうはず。

どんな人も完ぺきではなく、欠点や醜い部分がある。
そのせいで気づかないうちに誤解してしまい、傷つけあってしまう。

それでも確かに、明るい部分も持っていることを忘れないようにしたいし、
心を開く勇気や会話も大事にしたいと思いました。

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